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読書三昧の秋

最近おもしろい本との出会いが目白押しで
寝る前 会社の昼休み 銀行の待ち時間・・・常時読みかけの本を抱えてます。
ああ、許されるなら どっかの木陰のハンモックで一日中本を読んで居たい。
(・・・ゼッタイ許されやんし・爆)

ハードカバーは値が張る上にかさばるのであまり買わないのですけど
図書館で借りてもやっぱり手元に置きたくなって
買おうかな~どうしようかな~と迷うこともしばしば。
そして そんな本があると幸せな私です。

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非正規レジスタンス―池袋ウエストゲートパーク8

最近はTVなどにもよく出演・・・
顔を見るのは嬉しい、でもあまり出ないで欲しい。(フクザツ)
本もどんどん発表していて
正直、中には「これはちょっと」と思うこともあります。
でも IWGPシリーズは私的には外れたことがなく
これ読むと、石田衣良やっぱりいいよなあ~と。
今回も社会の矛盾に立ち向かうマコト君にしびれました。
シングルマザーの章で「おふくろ」さんが語る所がすごく素敵。
この母にしてのマコト君なのでした。

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おそろし 三島屋変調百物語事始


宮部みゆきは 東京の下町や江戸の商家など 
市井で懸命に生きる人を描くのが実に巧みです。
いたしかたなく事件や不条理に翻弄されていく人たち。
題名の通り「おそろし」い話だけれど 恐いというより悲しい。
そして、描かれた人たちに対する作者の優しい視線を感じます。

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ナラタージュ (角川文庫 し 36-1)


苦くて若い そしてかけがえのない恋愛。
サラサラじゃなく、ドロドロの。
図書館へ返してから、最後の数頁だけでももう一度読みたくてたまらなくなり
・・・結局たぶん買うと思います(笑)

読んだあと ものすごく久しぶりに高校の頃の思い出がパーーーッと蘇ってきて とまらなくなりました。
修学旅行でテニス部の同級生と 五色沼でボートに乗ったこと
図書館裏の公園で散歩した雪の日
サヨナラしたあとしばらく御飯が食べられなくてどんどん痩せたあの頃
(今では考えられない)
別れ話は校舎の屋上が多かったような記憶があるけど 今でもそうかしら(笑)

島本 理生 今までどうして読まなかったのでしょう。
図書館で背表紙は見たことありましたが 手に取ることはなかった。
なぜか男性の作家と思い込んでました。
初めて読んだ「リトルバイリトル」
穏やかな気持ちで読み終わり、裏表紙の作者紹介を見てびっくり。
・・・まっすぐな瞳、サラサラの髪、そして私の子供と言ってもいいくらい若い女性でした。
「クローバー」もよかった。
エッセイ「CHIKA LIFE」も世代の違いを全く感じず ますます好きになり・・・彼女の作品を貪るように読んでいます。
by ira1027 | 2008-09-14 20:06 |
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